【勇】備前国住長光 国宝・重要文化財・重要美術多数 古刀上々作大業物 高級古拵 旧家蔵出し 刀 日本刀 脇差
商品説明当店から一言：この度大変有名な長光刀匠の刀をご紹介いたします。この刀は古い蔵から出てきまして登録書も発見できなかったため新しく登録書を取り直した初品です。何十年も蔵の中で眠っており今回やっと日のもとに出ることができました。持ち主はこの刀のことを知らなかったため両親か祖父母それ以上の方たちが蔵に大事にしまわれていたのでしょう。拵えも古いもので大変
長光について
「長光」は、鎌倉時代後期の備前国（岡山県）長船派の刀工であり、鎌倉時代から室町時代を中心に活動しました。彼は「長光」二字銘の他にも「備前国長船住」や「左近将監長光」などの別銘も持つ刀工です。
刀身は鎌倉末期の姿で、腰反深く先にいって伏せごころがないもので、身幅も切先も尋常です。しかし、光忠のような鎌倉中期姿の豪壮な太刀もあります。
地鉄は小板目肌が詰まり、乱れ映りが立ちます。刃文は幅広く、華やかな蛙子丁子や重花丁子を交えた豪壮華麗なものから、尋常な作まであり、直刃調のものもあります。特に帽子に特徴があり、横手から湾れるこれを「三作帽子」と呼ぶ特徴があります。
長光は国宝にも重要文化財にも指定された作品が多く、弟子の代作も数多く存在します。長光は古刀期においてもっとも現存銘作刀が多い刀工の一人であり、高く評価されています。彼の作品は美しい乱れ刃と、技術に優れた造り込みが特徴です。


銘：表【備前国住長光】 裏【-】
付属品：登録書
種別：脇差 登録番号：129326 令和5年3月7日
サイズ：長さ 54.7ｃｍ
反り：2.0ｃｍ 目くぎ穴 1個
元幅：2.85ｃｍ 程 元重：0.65ｃｍ 程
先幅：2.2ｃｍ 程 先重：0.45ｃｍ 程
刀身重量：492.5ｇ 程（ハバキ・柄を除く）
ハバキ重量：21.2ｇ程
拵え全長：76ｃｍ程
柄重量：100ｇ程
柄横：18ｃｍ程
鍔重量：126.9ｇ程
鍔縦：7.5ｃｍ程
鍔横：7.15ｃｍ程
鍔厚さ：0.5ｃｍ程